気密検査用カプラー製造現場の設備紹介

クリーンブース
検査、組立をクリーンな環境で行えるよう、クラス1000のクリーンブースを設置しています。
高い品質を実現するためには、部品の加工精度を上げるだけでなく、生産・検査環境の整備も欠かせません。
水没検査槽
一般的なリークチェックに使用する水没検査槽です。
規定の圧力で製品内にエアーを充填し水没させ、漏れを検査します。水没させてしばらくは、カラーなどに製品外部に残留したエアーが出てきますので、規定時間経過後に内部からの漏洩がないかを確認します。
ヘリウム検査機
高い精度でリークチェックを行うために、ヘリウム検査機を導入しました。
ワーク内にヘリウムを充填した上で、チャンバーに入れて真空引きし、漏れを検査します。漏れが検知された場合はスニファー方式で漏えい個所の特定を行います。チャンバーに入らない大型製品はスニファー方式による検査のみを行います。
検査には純度99.5%ヘリウムを希釈なしで使用します。
その他の検査
組立前の部品検査として寸法、重量検査を各種検査工具を用いて行います。
部品の形状や、サイズに合わせ検査方法を規定し、運用しています。製品である検査治具には非常に高いレベルの精度が要求されますので、使用する各部品にも高い基準が求められます。
超音波洗浄機
機械加工で製作される部品には切削油などが付着しています。
検査治具が使用される流体は高純度であることが多く、残留した切削油が悪影響を与えることもあるので、組立前にしっかりと洗浄を行います。IPA(イソプロピルアルコール)や溶剤による洗浄に加え、超音波洗浄も行います。
刻印機
製品に型番や社名を刻印します。
刻印は製品の顔ですから、はっきりと見やすい文字になるよう最新の機種を導入しました。
ストックパーツ
検査治具はほとんどの製品がお客様のご要望にあわせ、一品一様で製作しますが、少しでも納期を短縮できるよう、共通して使用できる部品はストックし管理しています。ステンレスボールなど大変小さく、取り違えなどが発生した場合に判別しにくい部品が多いため、しっかりとした管理が必要です。